[572]山崎
おはようございます、ピースムービーメント実行委員会の 山崎です。
下記の上映&トークを企画しました。
皆様ぜひぜひご参加ください。
・・・・・以下転送転載大歓迎・・・・・
――辺野古を考える全国上映キャラバン in 京都――
◆ドキュメンタリー映画上映&トーク
ベトナムからイラクまで、アメリカの人びとの戦争経験とその現在を描く8つの物語。 全8時間14分の超大作一挙上映!!! 京都初上映!!!
戦争大国・アメリカ、内側の真実。 『アメリカ−戦争する国の人びと 』上映&藤本幸久監督トーク 2009年/カラー/494分(8時間14分)/DV(デジタル) 監督:藤本幸久 プロデューサー:影山あさ子 製作:森の映画社
●日時:2010年11月7日(日)
★朝の部 午前10時〜12時20分まで上映 (開場:午前9時50分) エピソード1『高校』30分 エピソード2『イラク戦争』79分 エピソード3『戦死』31分 合計140分 12時25分終了
★昼の部 午後1時〜3時56分まで上映+監督ミニトーク(午後4時40分終了) エピソード4『先住民』42分 エピソード5『見えない人々』68分 エピソード6『ベトナムの記憶』66分 合計176分 上映後、監督ミニトーク(20分)質疑(15分) 午後4時40分終了
★夜の部 午後5時20分〜8時18分まで上映+監督ミニトーク (午後8時55分終了予定) エピソード7『抵抗』109分 エピソード8『それぞれの春』69分 合計178分 上映後、監督ミニトーク(20分)質疑(15分) 午後8時55分終了(予定)
●会場:ひと・まち交流館京都 第4・第5会議室(3階) (★★ただし夜の部は第5会議室のみになります) 河原町五条下る東側 市バス「河原町正面」下車すぐ 京阪「清水五条」駅下車 徒歩8分 / 地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分 TEL:075ー354ー8711 案内:http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
●参加費:朝昼夜通し 2000円
★1つの作品ですので、全エピソードを、ぜひ、通しで見ていただくことを 強くお勧めいたします。
(ご都合により部分的に見られる場合は、朝昼夜の部のうちのひとパート:1000円、 ふたパート以上:2000円 )
●主催:ピースムービーメント実行委員会 協賛・協力:KDMLフィルム・ソサイエティ
●問い合わせ先:TEL:090-2359−9278(松本) Eメール anc49871@nifty.com(山崎) FAXでの問合せ 052-308-3886 まで
●藤本幸久(ふじもと・ゆきひさ)監督のプロフィール [トーク] 1954年、三重県四日市市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。 土本典昭監督の助監督を経て、 1992年第1回監督作品「教えられなかった戦争――侵略・マレー半島」。 「闇を掘る」で2002年レティナ国際映画祭準グランプリを受賞。 「Marines Go Home-辺野古・梅香里・矢臼別」(2005年) 「アメリカばんざい〜 crazy asusual 〜」(2008年) 「Marines Go Home 2008-辺野古・梅香里・矢臼別」(2008年) 「アメリカ−戦争する国の人びと」(2009年) 「ONE SHOT ONE KILL−兵士になるということ」(2009年)など。
【監督のことば】 つらく悲しい現実を記録することがドキュメンタリーだという思いこみを打ち破りた い。私にとってドキュメンタリー映画をつくるということは、人々とともに未来につな がる希望を探し、その過程を記録するものです。「人の世に熱あれ、人間に光あれ」、 映画はいつの時代も希望を描くものです。
●映画の解説 (詳細は→ 公式サイト http://america-banzai.blogspot.com/2010/01/blog-post.html)
(予告編は→http://www.youtube.com/watch?v=ryf-t1vyLRY)
戦争する国に暮らすということは、どういうことなのか・・・。 2006年から始まった1年半に渡る撮影の集大成。藤本幸久監督、渾身の8時間14分。
どの戦争でも、兵士になるのはその国の普通の若者たちだ。 映画「ONE SHOT ONE KILL」が、その入り口を描いたものだとすれば、「アメリカ−戦 争する国の人びと」は、若者たちのその後を描いたものといえるだろう。二十歳そこそ この若さで、戦争を経験した人々は、その後、どのような人生を生きてきたのか。 ベトナムからイラクまで---超大国アメリカの戦争体験がここにある。
エピソード1 高校 (30分) 高校生が軍隊について持っているイメージを問えば、「強さ」 「大学の学費」「社会保障」「職業訓練」と答えが返ってくる。カリフォルニア州バー クレー高校。日々、軍隊の勧誘と宣伝のターゲットとなる高校生たちに、元教師のスー ザン・キンランと元海軍兵士のパブロ・パレデスが 入隊を決める前に考えてほしいと軍隊の実情や経験を語る。
エピソード2 イラク戦争(79分) イラク帰還兵たちが、戦場での経験を語る。間近に目撃した死、人を殺す体験、PTSD 、劣化ウランによる被爆、そして彼らを支える家族たち。イラクやアフガンでの戦争に 既に150万人以上のアメリカの若者が送られた。
エピソード3 戦死(31分) イラクでの米軍の死者数も4000人を超えた。2004年4月にバクダッドで戦死したケー シー・シーハンの母シンディ、2004年8月にナジャフで戦死したアレックス・アレドン ドの父カルロスにとっても、他の4千余名の家族にとっても、子どもを失う悲しみは永 遠だ。
エピソード4 先住民(42分) メキシコ系住民が多数を占めるサンアントニオ市にあるケリー空軍基地。周辺住民や 基地労働者は、多発するがんや白血病に苦しめられ、健康被害は子や孫にも及んでいる 。アメリカは戦争を繰り返しながら領土を拡大してきたが、テキサス州もかつてはメキ シコだ。住民たちこそ、元々、この地に暮らし続けてきた人びとの末裔なのだが・・・ 。
エピソード5 見えない人びと(68分) アメリカでは350万人がホームレスといわれている。ワシントン州サーストン郡(人口 24万人)でも、その数は700人を超える。とてもシェルターには入りきれない。人目を 避け、森の中に暮らす人びと。ホームレスの3人に1人はイラク、アフガン、ベトナム、 コソボ、パナマ・・・様々な戦争を経験した元兵士たちだ。
エピソード6 ベトナムの記憶(66分) のべ260万人の米軍兵士が送られたベトナム戦争。終わって30年以上立つが、多くの アメリカ人にとって、それは未だ脳裏を去らない出来事だ。かつての若者たちは、ベト ナムで何を見、その後どうやって生きてきたのか、3人の帰還兵が語る。
エピソード7 抵抗(109分) アメリカの歴史は戦争の歴史。しかしそれは同時に、戦争を拒否した兵士たちの歴史 でもある。それぞれの時代に、抵抗し、戦争を拒否した兵士たちがいた。ベトナム戦争 、湾岸戦争、そして今日も続くイラク戦争でも。
エピソード8 それぞれの春(69分) ともに歩く伴侶を得たり、家族が増えたり、元兵士やホームレスの人たちの暮らしに も、少しずつ変化が訪れる。前に向かって歩き始めた人びとがいる一方、ホームレスの 暮らす森では殺人事件も起きる。ブートキャンプ(新兵訓練所)を卒業して、若者達はま た、戦場へ送られてゆく。未だ終わらぬ戦争に、今日も声を上げ続けるおばあちゃんた ち。旅の終わりに訪れた2008年、それぞれの春の景色。
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メール
2010年10月17日 (日) 08時08分
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